「葵祭」のヒロインとなる斎王代が身を清める「御禊の儀」で、水を神主から手にかけてもらう斎王代の白井優佐さん(中央)。5月15日に行われる葵祭をはじめ、多くの伝統行事を受け継いできた京都府と京都市は、文化庁や観光庁の誘致を働きかけている=2015年5月4日午前、京都市左京区・下鴨神社(共同)【拡大】
抜本見直しの方針
政府主導で地方移転が実現した例はある。竹下政権が1988年、第4次全国総合開発計画で打ち出した「多極分散型国土の形成」を目指し、東京23区内の出先機関や特殊法人約70施設の移転を閣議決定したケースだ。
ただ、東京の過密解消を主な目的としていたため、首都圏以外に移転したのは広島県東広島市の国税庁醸造研究所(現独立行政法人酒類総合研究所)など3施設だけだった。政府は今回、「東京にある必要があるのかどうかも含めて根本から考え直す」(安倍晋三首相)との方針で臨む。
門川市長は「東京一極集中の流れが続けば日本はだめになる。全国津々浦々の地方創生を実現するには、政府にも覚悟が求められる」と訴える。(SANKEI EXPRESS)