英国社会ではダイアナ元妃の人気はいまも根強い。ファッショナブルで旧来の王室に染まりきることなく、社会貢献活動にも積極的に取り組んだダイアナ元妃は、階層を超えた英国のアイコンとして国民の記憶に刻まれている。今回の出産に際して行われた世論調査では名前の候補の1位に挙がったほどだ。それだけに、今回の命名は「(ダイアナ元妃に)すばらしい敬意を示した」(英メディア)と好意的に受け止められている。
世代超えて継承
多感な少年期に母親を失ったウィリアム王子は、いまもダイアナ元妃に強い敬慕の念を持っているとされる。キャサリン妃と婚約した際には、ダイアナ元妃の婚約指輪をプレゼントして思いを伝えたほどだ。今回の王女の命名についても、英王室関係者は英BBC放送に対し、ウィリアム王子とキャサリン妃が決めると事前に述べていた。
王室に対する英国民の支持は、2011年のウィリアム王子とキャサリン妃の結婚を契機に上昇に転じている。さまざまな敬意が込められたシャーロット王女の命名で、ダイアナ元妃の記憶も世代を超えて英国民に受け継がれることになりそうだ。(SANKEI EXPRESS)