人気アイドル「モモイロクローバーZ(ももクロ)」主演の舞台「幕が上がる」(本広克行演出)=2015年4月30日(阿部章仁さん撮影、提供写真)【拡大】
「幕が上がる」は5人が今後、どのような活動をしていくかを考えるターニングポイントの作品となる。平田はももクロの今の姿を人気グループ、SMAPが駆け出しだった時代とだぶらせる。「当時のメンバーも模索して、いろいろなことに挑戦して今がある。僕は玉井さんが一番、舞台に向いている気がする。彼女は上がり症だけれど、実はそういう人の方がいい。後は本人次第」
客席の90%が男性。カーテンコールではペンライトの光が飛ぶなどコンサートさながらの風景。滑舌がいま一つであるなど課題は多いが、5人の今後の可能性を感じさせる舞台となっている。(藤沢志穂子/SANKEI EXPRESS)
【ガイド】
■舞台「幕が上がる」 5月24日まで、東京・Zeppブルーシアター六本木。当日券あり。千秋楽公演となる24日午後6時の回は、全国40の映画館でライブビューイングを予定。問い合わせはパルコ(電)03・3477・5858。