押し出しで旭秀鵬に敗れた遠藤(左)=2015年5月12日、東京都墨田区・両国国技館(長尾みなみ撮影)【拡大】
相撲を取り始めたのは場所の約1週間前。師匠の追手風(おいてかぜ)親方(元幕内大翔山)は出場するかどうかを直前まで決めかね、弟子の意思を尊重したというが、「稽古不足は間違いない。いつもの10分の1ぐらい。普段稽古する奴がやっていないんだから苦しいよ」と吐露する。
患部にテーピングを施さず、普段と同じように正面からぶつかっていく姿勢からは、心の強さが伝わってくる。初めて大銀杏(おおいちょう)を結って土俵に上がる今場所。屈指の人気を誇る24歳は、デビューから14場所目で迎えた試練の夏を乗り切れるだろうか。(藤原翔/SANKEI EXPRESS)