大相撲春場所は22日、大阪市ボディメーカーコロシアムで千秋楽を迎え、白鵬は日馬富士との横綱対決を寄り切りで制し、1敗を守り抜いて2度目の6連覇を達成し、自身の最多優勝記録を34度に塗り替えた。1差で白鵬を追った新関脇照ノ富士は大関豪栄道を小手投げで破って13勝目を挙げ、初の殊勲賞と2度目の敢闘賞に輝いた。
「今場所は満足できる相撲が多かった。それを信じてやった」。1月の初場所での稀勢の里戦をめぐり審判部を批判した舌禍以来、報道陣に口を閉ざしてきた白鵬。今場所の15日間で発した言葉は土俵下での優勝インタビューだけだった。
それでも、舌禍の影響を土俵上で見せることはなかった。史上最多優勝記録が懸かった初場所は重圧から際どい場面が見られたが、今場所は組んでよし、離れてよしの万能相撲。13日目に照ノ富士に完敗した以外は危なげなく、「1つ、2つ上にいったような相撲内容だった。いろいろなものにとらわれず、自由にやっている気がする」と、胸を張った。