勝てば賜杯。負ければ優勝決定戦となる千秋楽結びの横綱対決も、2分を超える大相撲を耐え抜いた。日馬富士に先に上手を引かれたが、寄りを何度もこらえ、上手をつかんだ。胸を合わせれば怖いところがない。満を持した寄りで決着をつけた。
14日目の因縁の稀勢の里戦は、右変化の注文相撲で瞬殺。受けて立つ横綱の格調にこだわることなく、目先の白星を求めた。
2001年以来14年ぶりの15日間満員御礼を記録した館内のファンには「いろいろ騒がせましたけど…」と言って、かなりの間を空け、「まあ頑張ります」と釈明した。
≪照ノ富士13勝 大関へ「死ぬ気で」≫
照ノ富士は結びの一番が映る支度部屋のテレビを凝視した。白鵬が勝ち、優勝決定戦は実現せず。「あと一番チャンスがあれば頑張ってみようかと思ってました」と、サッパリとした表情で話した。