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女性監督4% ハリウッドに「汚名」 米人権団体、差別の改善要求 (1/3ページ)

2015.5.14 00:00

第82回アカデミー賞の授賞式で女性初となる監督賞のオスカー像を手にするキャスリン・ビグロー監督=2010年3月7日、米カリフォルニア州ロサンゼルス(AP)

第82回アカデミー賞の授賞式で女性初となる監督賞のオスカー像を手にするキャスリン・ビグロー監督=2010年3月7日、米カリフォルニア州ロサンゼルス(AP)【拡大】

 米国で最も影響力のある人権団体の一つである「米自由人権協会(ACLU)」は12日、ハリウッドの映画会社やテレビドラマ製作会社で、女性が不当な差別を受けているとして、連邦政府とカリフォルニア州の人権救済機関に調査を要求する書簡を送った。差別が認定されれば法的措置が発動される。ACLUは2002年からの12年間に公開された興行収入上位1300本の映画のうち女性監督の作品は4%しかないと指摘。聞き取り調査による具体的な差別の事例も示した。米アカデミー賞監督賞を女性で唯一受賞したキャスリン・ビグロー監督(63)も「ハリウッドに汚名を着せるものだ」と語り、女性の活躍を阻んできた“ガラスの天井”の存在を批判した。

 「不平等、恥ずべきこと」

 「このような露骨かつ極端な性的不平等が存在することは恥ずべきことで受け入れ難い」

 ACLUで性差別や性的マイノリティー(少数派)の問題に取り組む責任者のメリッサ・グッドマン氏は声明で、ハリウッドの現状についてこう訴えた。

60年代にも同様の訴え

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