記者会見する三菱東京UFJフィナンシャル・グループの平野信行社長(中央)=2015年5月15日、東京都中央区日本橋本石町の日本銀行本店(飯田耕司撮影)【拡大】
2年連続ゼロ割り込む
本業である国内貸し出しなどの資金運用利回りから、預金金利など資金調達コストを差し引いた総資金利ざやは、銀行単体で、三菱UFJフィナンシャル・グループがマイナス0.06%と2年連続でゼロを割り込んだ。みずほフィナンシャルグループもマイナス0.07%となった。
これを補ったのが海外業務だ。三菱UFJは、海外金融機関の合併・買収(M&A)で他のグループに先行しており、これが邦銀初の最終利益1兆円超えの原動力となった。15年3月期の連結最終利益1兆337億円のうち、約2割を海外で稼いだ計算になる。
三井住友は成長が見込まれるアジアを中心に攻勢をかける。インドネシアの年金貯蓄銀行やカンボジアのアクレダ銀行に出資。みずほも北米やアジアでの貸し出し増加に力を入れている。(SANKEI EXPRESS)