日本には2004年に上陸、多くの芸能人が愛用したことで知名度が高まり人気が沸騰した。その半面、一時は劣悪な模造品が出回った。いまは専属弁護士による徹底したチェックで、未然に防げているという。
アパレルの本格展開も
昨年秋に国内の投資ファンドの出資を得て、日本法人チャン ルー ジャパン(東京)が発足。「日本は米国に次ぐ大きな市場。もっと店を出したい」(チャンさん)とてこ入れを考えたためで、この組織改編を契機に日本発の生活用品を開発。チャンさん自ら足を運んだ栃木県の陶器市で、益子焼に魅せられコラボレーションした商品を開発。国産の帆布を使ったバッグ、上質の素材を使ったファブリックなども、日本で扱いを始めた。
米国ですでに展開しているアパレルも、日本での本格展開を開始する。スカートやセーター、カーディガン、ショールといったアイテムは、体を締め付けない着心地の良さとナチュラルな色使いが特徴。チャン ルーのアクセサリーと合わせると、魅力が引き立つ仕立てだ。ブレスレットのほかにもブランドの精神を伝えるアイテムの数々を順次、国内の百貨店などで展開していく計画で、直営店の出店も計画している。