【Fashion Addict】
「ジャージー」といえば運動着などでおなじみ、伸縮自在のカジュアル素材。そんなジャージーに特化して、着心地よくおしゃれに仕上げたのが、2015年春夏シーズンから始まった「HAKUJI」だ。上質のコットンを使った素材の良さとカッティングの妙で、ジャージーを「部屋着にしない」ことを目指す。デザイナーの佐々木杏さん(34)が、自分が着たいものを形にした等身大のブランドだ。
日常に溶け込む
30~40代に人気のスペシャリティーストア、ロンハーマンでは3月中旬、ルミネ横浜店(横浜市)の店舗にHAKUJIを新規導入した。ホワイト、グレー、ブラック、ネービーを基調としたジャージーなどコットン素材のシャツ、ワンピース、パンツ、スカートやブルゾンなどが並ぶ。どれもベーシックなようでスタイリッシュ。「20代でいろんなファッションを経験した層が行き着くスタイル。スタッフの評価が良く、お客さまから早くも支持されてきている」とロンハーマンの担当者は話す。ロンハーマンではほか、神戸店と福岡店で取り扱いがある。