HAKUJIとは陶磁器の「白磁」から来ている。白い素地に無色の釉薬(ゆうやく)を重ねる白磁のように、日常に溶け込むスタンダードとしてジャージーに新たな価値をもたらす願いを込めている。素材はインド産の綿花を細い糸に紡いで織り上げた高級コットンで、滑らかな肌触りが特徴。アイテムの大半を国内で製造している「メード・イン・ジャパン」だ。
飽きのこない上質さ
兵庫県出身の佐々木さんは、神戸芸術工科大学を卒業後、グラフィックデザイナーとして活躍。その後アパレル業界に転身し、上京してブティックで販売員として働いていた。次第に自分がいいと思うものを作って売りたくなる。タレントの衣装などを作る会社に入って服作りを学び、オリジナルブランド「Vinyl」(現VINCA TOKYO)を2005年に立ち上げた。
「勉強のためにと、修業中に東京であちこちのファッションイベントやパーティーに参加した経験をそのまま生かした」と佐々木さんが笑うように、主に20代向けに、エッジをきかせつつ、フェミニンさも併せ持つデザインが特徴だ。