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訪中団を称賛 世論分断の思惑 習主席、安倍政権批判と使い分け (2/5ページ)

2015.5.25 07:00

首都北京市の人民大会堂で開かれた日中観光交流イベント=2015年5月23日、中国(代表撮影・共同)

首都北京市の人民大会堂で開かれた日中観光交流イベント=2015年5月23日、中国(代表撮影・共同)【拡大】

  • 中国の習近平国家主席(右)と握手する自民党の二階(にかい)俊博総務会長=2015年5月23日、中国・首都北京市西城区の人民大会堂(共同)

 ところが、習主席は人民大会堂で開かれた日中の交流式典に突然登場し、関係者を驚かせた。ある共産党関係者は「別に二階氏の力で面会できたのではなく、習主席は日本の民間人に対し『日中関係悪化の原因はすべて安倍政権にある』と直接強調するのが目的だ」とした上で、「日本の世論を分断し、8月に発表される戦後70年の首相談話や憲法改正の動きを牽制(けんせい)したい思惑もある」と指摘する。

 毛時代からの常套手段

 日本政府と国民を区別する二分論は毛沢東時代からの対日工作の常套(じょうとう)手段だ。「諸悪の根源は軍国主義の復活を図る右翼政治家にあり、日本国民は政府に洗脳された被害者だ」という論法で、日本のリベラル勢力などを味方につけることを目的にしているという。

二階俊博氏「首相も成果喜んでいる」

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