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【米中外相会談】南シナ海埋め立てで激しい応酬 強硬・中国、米と偶発的衝突のリスク (1/5ページ)

2015.5.17 07:30

会談後の共同記者会見でも応酬を繰り広げた米国のジョン・ケリー国務長官(左)と中国の王毅外相=2015年5月16日、中国・首都北京市(ロイター)

会談後の共同記者会見でも応酬を繰り広げた米国のジョン・ケリー国務長官(左)と中国の王毅外相=2015年5月16日、中国・首都北京市(ロイター)【拡大】

 ジョン・ケリー米国務長官(71)は16日、中国を訪問し、北京で王毅外相(61)と会談した。会談後の共同記者会見で、中国が周辺国と領有権を争う南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島などで進める岩礁埋め立てへの懸念を表明し、「緊張緩和に向けた措置」を求めたのに対し、王氏は「主権を断固として守る」として埋め立てを正当化。議論は平行線に終わった。

 南シナ海で緊張が高まって以降、複数の米政府高官が岩礁埋め立てに懸念を示してきたが、ケリー氏は今回中国側に緊張緩和措置を直接要求し、圧力を強めた。9月に習近平国家主席の訪米を控える中国も米側の意向を重視するとみられ、対立の深刻化を避けたい中国がどのような対応を取るかが次の焦点となる。

 ケリー氏は埋め立ての「速度と規模を懸念している」と指摘し工事が急速に進んでいることを問題視した。王氏は「平和的手段を通じて協議による解決を目指すことに変わりない」と主張した。

 ケリー氏は中国が設立を主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)にも言及し「高い基準で融資をするなら米国は歓迎する」と述べ、王氏は「AIIBは域外にも開かれている」と応じた。

習近平氏の訪米に向けた調整も

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