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【米中外相会談】南シナ海埋め立てで激しい応酬 強硬・中国、米と偶発的衝突のリスク (5/5ページ)

2015.5.17 07:30

会談後の共同記者会見でも応酬を繰り広げた米国のジョン・ケリー国務長官(左)と中国の王毅外相=2015年5月16日、中国・首都北京市(ロイター)

会談後の共同記者会見でも応酬を繰り広げた米国のジョン・ケリー国務長官(左)と中国の王毅外相=2015年5月16日、中国・首都北京市(ロイター)【拡大】

 比「鼻が腫れる」

 中国と向き合うフィリピン。デルロサリオ外相は12日、ワシントンで「南シナ海をめぐる争いは今や、最重要課題だ」と危機感を訴え、米国のより積極的な関与を訴えた。頼みの綱は、1951年に調印した相互防衛条約に基づく米国との同盟関係という後ろ盾だ。

 フィリピン海軍が保有する最大の艦船は、米沿岸警備隊から譲渡された3000トン級のフリゲート艦2隻。アキノ大統領もボクシングの試合に例えて「(闘えば)われわれの鼻はすぐに腫れ上がってしまうだろう」と、中国と軍事的に張り合うのは現実的でないと認める。

 フィリピンが狙うのは、南シナ海問題が単なる2国間の領有権争いではなく「海上交通の自由」が脅かされる事態だとの国際世論が高まることだ。だが、現実に進む埋め立て作業に、外務省当局者は「止める手段がない」と無力感を打ち明けた。(共同/SANKEI EXPRESS

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