ファッションモデル、森星(もり・ひかり)さん。[衣裳協力]ワンピース1万2960円(スニーカーはスタイリスト私物)=2015年5月14日(大石一男さん撮影)【拡大】
「子供の頃は、習い事が長続きしなくて、何でも中途半端だったんです。映画やテレビの仕事をして、初めて達成感を味わいましたし、責任感も出てきました。今はとても充実しています」
かつては「森英恵の孫」「森泉の妹」と呼ばれることに敏感になっていた時期もあったが、今では森家に生まれたことを誇りに思うようになったという。
「私にとって家族はとても大きな存在で、つらいときも常に側にいて支えてくれたのが家族でした。外側だけでなく、内面の大切さを教えてもらいました。目標としているのは、祖母であり、母であり、姉です。私にはない強さを持っていて、同じ女性としてとても尊敬しています」
今後については、「雑誌の編集をやってみたいし、洋服も作りたいし、スタイリングにも興味があるし、留学もしたいし、恋愛もしたいし…。とにかく、いろいろなものを吸収していきたいですね」と夢が広がる。
まだまだ多くの可能性を秘めた23歳。夜空を彩る星のように、今後、ますます輝きを増していくことだろう。(文:本間普喜(ひろき)/撮影:フォトグラファー 大石一男/SANKEI EXPRESS)