東京外国為替市場の円相場が7年10カ月ぶりの円安水準をつけた5月26日、東京株式市場の動きを示す株価ボードには値上がり銘柄と値下がり銘柄が交錯した=2015年、東京都内(AP)【拡大】
みずほ銀行の唐鎌大輔チーフマーケット・エコノミストは「2014年がマイナス成長になったのは円安による輸入物価の上昇などで個人消費が低迷したためだ」と指摘。「年内に1ドル=130円まで円安が進む可能性もある。もはや円安は日本経済にとってプラスではない」と警告する。
過度な円安ドル高には米国も神経をとがらせている。米国では今年1~3月期の経済成長が急減速したが、その一因とされるのがドル高による輸出企業の業績悪化だ。
円やユーロに対しドルの独歩高が続く現状への不満が高まっており、27日にドイツ・ドレスデンで開幕する先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)で「米国がドル高是正を訴えてもおかしくない」(外交筋)との声も出始めた。(SANKEI EXPRESS)