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JR仙石線、全線開通「交流人口増やしたい」 4年2カ月ぶり 復興加速期待 (3/3ページ)

2015.5.31 07:00

JR仙石線が全線で運行を再開し、石巻市立山下中学校の生徒らに見守られながら陸前山下駅に向かう電車=2015年5月30日、宮城県石巻市(宮崎瑞穂撮影)

JR仙石線が全線で運行を再開し、石巻市立山下中学校の生徒らに見守られながら陸前山下駅に向かう電車=2015年5月30日、宮城県石巻市(宮崎瑞穂撮影)【拡大】

  • 東日本大震災で津波に襲われたJR仙石線の電車=2011年3月12日、宮城県東松島市(共同通信社ヘリから撮影)

 山道迂回路に住民困惑

 ただ、課題も残る。以前の野蒜駅の周辺で自宅を再建したり、被害が少なく住み続けたりしている約500世帯の住民らは駅の高台移転で、通勤、通学の足が遠のいたことに不満を募らせている。

 「こんな近いのに、何で駅まで行けねぇんだ」。東松島市の無職、坂本雅信さん(66)は憤る。坂本さんが住む地区から高台の新駅まで、市がスロープやエレベーターを設置するのは来年3月の予定。多くの住民は徒歩30分以上かかる山道を迂回(うかい)する必要があるという。

 駅までの無料送迎バスは1日4本運行するが、復興事業費の一部に自治体負担を求める国の方針を踏まえ「いつまで続けられるか分からない」(東松島市)という。新駅近くに建設される448戸の災害公営住宅「野蒜北部丘陵地区」も入居開始は2016年後半以降となる。

 野蒜を訪れた仙台市の高橋芳光さん(66)は「完全な復興にはあと10年ぐらいはかかるのかな」とため息をついた。(SANKEI EXPRESS

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