千代田区議会議員選挙で投票する有権者。来年には約240万人の未成年者が有権者に加わる見込みだ=2015年4月26日、東京都千代田区(栗橋隆悦撮影)【拡大】
公明党は積極姿勢を見せる。関係筋は「支持母体の創価学会以外に支持を伸ばす好機」とみる。5月下旬に検討チームを設置し、フェイスブックなど会員制交流サイト(SNS)で発信を強化する方針を確認した。山口那津男(なつお)代表(62)が若者数百人と公開討論する案も浮上している。
参院選で局面転換
若い世代を重視する姿勢がより鮮明なのは野党の方だ。18、19歳は有権者全体の約2%だが、「これをてこに参院選で局面転換を図る」(民主党議員)との思惑も透ける。
民主党は、岡田克也代表(61)や蓮舫(れんほう)代表代行(47)が実際に東京都内の高校を訪問し働き掛ける活動を4月に開始した。蓮舫氏は約30人の2~3年生を前に「もっと若い人が投票に行って」と語り掛けた。
政策面からもアプローチする。18、19歳を含む若年層により身近な課題として、子育て政策に限定した冊子を用意した。枝野幸男(ゆきお)幹事長(51)は「分かりやすく伝えられるかが大事だ」と力説した。