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中国・北京 屋内全面禁煙 「大国」イメージ 返上なるか (2/2ページ)

2015.6.5 09:00

北京五輪のメーン会場に掲げられた巨大な禁煙マーク=2015年5月31日、中国・首都北京市(共同)

北京五輪のメーン会場に掲げられた巨大な禁煙マーク=2015年5月31日、中国・首都北京市(共同)【拡大】

  • 世界禁煙デーに合わせ、講義を受ける中国の生徒。マスクを着けて呼び掛け?=2015年、中国・首都北京市(ロイター)
  • 非喫煙者には今回の北京市の禁煙の取り組みは好意的に受け止められている=2015年5月31日、中国・首都北京市(共同)

 ≪3億人の「たばこのみ」 適用範囲にやきもき≫

 公共の場所や職場など屋内での喫煙を禁じる条例が1日、北京市で施行された。赤ちょうちんでのひとときを唯一の憂さ晴らしにしている「たばこのみ」にとって、気になるのはその適用範囲だ。

 なじみの飲食店の店長は事前に条例をチェックして、規制に該当しないことを確認した。しかし、中国紙はホテルやレストラン、空港の屋内部分でも吸えなくなると報じている。当局による拡大解釈がまかり通る“法治国家”だけに、明文化されていないといっても安心はできない。

 中国では胡錦濤政権下の2011年にも、同じような規則が施行されたことがある。当時は飲食店での喫煙も禁じられたが、罰則がなかったため、間もなく有名無実化した。鎖が掛けられた空港の喫煙室も、いつの間にか再開していた。

 「規制したという実績が目的なのでは」と楽観する向きもある。ただ今回は、違反者に最高200元(約4000円)の罰金が科される。強権ぶりが目立つ習近平政権が反腐敗キャンペーンと同様、徹底的に取り締まらないともかぎらない。

 ♪邪魔しないでほしいな、わずかな安らぎを-。奥田民生が歌う「たばこのみ」の一節だ。非喫煙者には理解できないであろうこの気持ち。3億人を超える中国の「たばこのみ」が従うかどうか。(北京 川越一(はじめ)/SANKEI EXPRESS

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