人気テーマパーク「ディズニーランド」の生みの親、ウォルト・ディズニー(1901~66年)。晩年、米フロリダ州オーランドで建設を進めていた世界最大のアミューズメントリゾート「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」内に、実験的な未来都市「EPCOT(エプコット)」を造ることに情熱を注いでいたが、その完成を待たずにこの世を去ってしまった。一体、ウォルトはどんなメッセージを未来に託したのだろう?
駆け出し時代、ウォルト・ディズニー・スタジオでアニメーション製作を学んだ米オスカー監督、ブラッド・バード(57)は、ウォルトが残した夢を実写映画「トゥモローランド」として具現化した。ストーリー、脚本、製作も共同で担ったバード監督は、ウォルトの夢を「究極のテクノロジーによって、あらゆることが可能となる理想の世界」と解釈し、思いがけず未来の扉を開けてしまった現代の少女のミステリーアドベンチャーに仕立てた。