moe.の他に出演していたのが、アメリカのライブシーンではトップクラスの人気を誇っているワイドスプレッド・パニック、60年代から活動を続けているスティーブ・ミラー・バンド、何度もグラミー賞を受賞しているシンガー・ソングライターのブルース・ホーンズビーなど。アメリカに比べ、日本での知名度は低いかもしれないけれど、ライブで実力を発揮するミュージシャンたちだ。小さなステージで繰り広げられていた名前を知らないバンドのライブも、驚くほどのクオリティーだった。その場のそのときでしか体験できないライブが充満しているフェス。それが「サマーキャンプ」だった。
さまざまな世代が参加
フェス全体を包んでいる空気感が日本とは確実に違う。アメリカのフェスは、カウンターカルチャーの一翼を今でも担っている。自分の時間で、フェスを自由に楽しむこと。これが、「サマーキャンプ」に集まっているすべての人が共通して持っているような気がする。さまざまな世代がフェスという音楽祭に参加する。それはそのフェスというコミュニティーの一員になることなのだろう。それをごく自然に受け入れ、当たり前のようにフェスでの時間を過ごす。ある人はフラッグを掲げ、ある人はフラフープを持つ。ある人は好きなバンドのステッカーを大量に作り配布する。それぞれが、一緒に楽しむことに積極的なのだ。