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【まぜこぜエクスプレス】Vol.53 「ピースフル空気」みんな笑顔に ダウン症のアーティスト おがたりこさん (1/5ページ)

2015.6.11 15:30

キュートな作品に囲まれた、おがたりこさん(右)と一般社団法人「Get_in_touch」理事長の東ちづる。2人が着ているオリジナルTシャツ(3000円~)はイベント会場などで購入できる(tobojiさん撮影、F★E★P協力)

キュートな作品に囲まれた、おがたりこさん(右)と一般社団法人「Get_in_touch」理事長の東ちづる。2人が着ているオリジナルTシャツ(3000円~)はイベント会場などで購入できる(tobojiさん撮影、F★E★P協力)【拡大】

 カラフルな作風で注目されているダウン症のアーティスト、おがたりこさん。まだ21歳という若さだが、いつもにっこり笑顔のクマ「はるくまくん」、ニョロニョロした蛇のような謎の生き物「ががけべ」など、多くの人に愛されるオリジナルキャラクターを生み出してきた。数々の名作誕生の舞台となった創作スペース「F★E★P」(東京都世田谷区)にお邪魔し、ご家族に話をうかがった。

 おじいちゃんに見守られ

 りこちゃんとの出会いは、六本木ヒルズのフリースペースumuでGet in touchが開催したアート展だった。遊びに来てくれた彼女に、お絵かき用のチョークを渡すと、迷いなくピンクや水色のスイートな色を選び、大きな窓ガラスにのびのびと丸を描き始めた。時にはあぐらをかいたり、しゃがんだり、脱力スタイルで黙々と描いている。みるみるうちにかわいいクマの絵が重なっていく。

 「クマさん?」と声をかける私を不思議そうに見つめ、ちょっと高い遠慮がちな声で「はるくまくん」と教えてくれた。「はるくまくんっていう名前なんだ。一緒に描いていい?」と聞くと、首をコクリと縦に「うん」と、トロリとした笑顔。ママの雅子さんも「こんにちは」と優しい笑顔。ピースフル空気が澄みわたるようだった。

みんな、はるくまくんが大好き

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