キュートな作品に囲まれた、おがたりこさん(右)と一般社団法人「Get_in_touch」理事長の東ちづる。2人が着ているオリジナルTシャツ(3000円~)はイベント会場などで購入できる(tobojiさん撮影、F★E★P協力)【拡大】
りこちゃんのマイブームである富士山にも、理由がある。「亡くなった晴生おじいちゃんは、富士山の上のお空にいるんだよ」と。りこちゃんの暖かな絵は、彼女を見守ってきたおじいちゃんとつながっているんだなとわかって、いっそう彼女の絵が好きになった。
一緒に過ごす幸福な時間
ほのぼのとしたりこちゃんファミリーだが、決して順風満帆だったわけではない。生後3カ月で、りこちゃんに心臓疾患が見つかった。その際、医師からは「手術をしないで、自然に」と言われた。つまり、治療しないで寿命を迎える方がいいと告げられたそうだ。ご両親は「お医者さんがおっしゃってるからそうなのかなあ」と、うのみにするところだったが、友人のアドバイスもあり他の病院を受診。「すぐに手術をしないとこの冬を越せない」と言われ、手術を受け無事成功。九死に一生を得たが、最初の先生の意見っていったい何だったんだろうと、1年間くらい納得いかずに自問していたという。