キュートな作品に囲まれた、おがたりこさん(右)と一般社団法人「Get_in_touch」理事長の東ちづる。2人が着ているオリジナルTシャツ(3000円~)はイベント会場などで購入できる(tobojiさん撮影、F★E★P協力)【拡大】
病院によってそういう風潮があり、医師が障がい者差別をするという想像もしなかった現実を知った。出生前診断という新たな試練に親たちがさらされる今、「ダウン症の子供たちを、どうぞいらっしゃい!って、迎え入れる社会になってほしいなと思いますね」と、ご両親。
敏朗さんは、ずっとりこちゃんの手を握ったりさすったり。とてもいとおしそうに。敏朗さんと雅子さんの話を聞くと、2人がりこちゃんと過ごす時間を最大限に楽しんでいることが伝わってくる。「宇和島の闘牛を観に行ったら牛の絵を描き始めたりと、素直に刺激に反応してくれる」と、敏朗さんはニコニコ。
最近のりこちゃんは大作にも取り組んでいる。100号(1620ミリ×1300ミリ)ぐらいのキャンバスに、ハケや筆でダイナミックに身体全体を使って描く。「やらせたらできたの」と雅子さんもうれしそう。公開ライブペイントも企画したいねと、私たちはひそかに盛り上がっている。りこちゃんの創造能力はどんどん開花していく。スイートにピースフルに。(一般社団法人「Get in touch」代表 東ちづる/撮影:フォトグラファー toboji/SANKEI EXPRESS)