中国上海市で「STANDBYMEドラえもん」を上映する映画館に飾られた宣伝用の人形と記念撮影する地元の若者(河崎真澄撮影)【拡大】
問題とされた作品は「残響のテロル」「DEATH NOTE(デスノート)」「寄生獣」「進撃の巨人」など。「進撃の巨人」はさらに、上海国際映画祭の一環として12日から始まる「日本映画週間」での上映が中国側の意向で9日、急遽(きゅうきょ)取り消された。
この「進撃の巨人」は都市国家で平和に暮らす人々に巨大な侵入者が襲いかかるストーリー。香港の民主派学生の間では、香港の民主社会を締め上げる中国共産党政権をイメージさせるとして人気があり、中国側は警戒を強めたようだ。
一方で、上海の大学教授があるとき、「北東アジアの情勢はドラえもんの登場人物に似ている」と冗談めかして話してくれたことがある。
「中国はジャイアン」
日本への留学経験があるその教授は、「主人公ののび太を日本とすればガキ大将のジャイアンはさしずめ中国。ジャイアンの手下としてのび太に嫌がらせするスネ夫は韓国」とみる。
さらに「しずかちゃんは台湾で、ドラえもんは米国だろうか。ジャイアンは虎視眈々(たんたん)としずかちゃんを狙っているから、のび太とドラえもんにがんばってもらわないとね」と笑った。