「132_5.ISSEY_MIYAKE」のドレスと靴。ドレスは放射線状に広がる優雅なフォルムが特徴、DIAGONAL_FOIL(7万2000円)靴(4万6000円)は黒・ベージュの2色展開=2015年6月5日、東京都千代田区(荻窪佳撮影)【拡大】
「折り畳み」の妙
三宅が1971年に最初のコレクションを発表してから40年以上がたち、一貫して「一枚の布」が生み出すみずみずしさと機能性を追い求めてきた。この店は、三宅による普遍的なデザインのプロダクトブランドに特化し、その神髄が浮かび上がる内容となっている。
メンズの「HOMME PLISSE ISSEY MIYAKE」は2013年に発表。ポリエステル素材を服の形に裁断、縫製した後にプリーツ加工する「PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE」の「製品プリーツ」手法をルーツに誕生した。さらなる研究開発の末、この春テーラードのジャケットも販売がスタートした。自宅で洗濯しても型崩れせず、出張などの持ち運びに便利と機能性も十分。オンとオフともに活用でき、近隣のビジネスマンに人気という。
ウィメンズの「132 5. ISSEY MIYAKE」はコンピューター・サイエンティストと共同開発した、折り畳みの妙から生まれる服だ。再生ポリエステル素材を改良した生地からできる「折り」は鋭角か三角形。切り込みの違いからワンピースやシャツなどのバリエーションが生まれ、畳んだ状態から立体的に立ち上がる様子は魔法を見ているようだ。