ペトレンコが最初にベルリン・フィルを指揮したのは2006年、2回目が09年、3回目が12年と共演は多くない。また、14年12月の演奏会をキャンセルしている。しかし、ベルリン・フィルは「これまでに指揮した際、相性の良さを感じた。自信を持って決めた」と説明する。
来日経験はなく、日本ではほとんど知られていない。ベルリン・フィルのデジタル・コンサートホールや、13年から指揮しているバイロイト音楽祭の映像や録音で知る人がいるくらい。
音楽評論家の舩木篤也氏は今月号のモーストリー・クラシックで「昨年、バイロイト音楽祭で聴いた『ニーベルングの指環』には、舌を巻いた。ベルリン・フィルとの演奏会は12年の模様がデジタル・コンサートホールにアップされているが、彼は全身全霊で指揮をする」と評価している。