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手狭になり増築、生徒減で授業に特色… アジアの「今」映す日本人学校 (1/3ページ)

2015.6.26 07:00

ミャンマーの最大都市ヤンゴンにある日本人学校の新校舎。手前は校庭で遊ぶ幼稚部の児童ら=2015年5月(共同)

ミャンマーの最大都市ヤンゴンにある日本人学校の新校舎。手前は校庭で遊ぶ幼稚部の児童ら=2015年5月(共同)【拡大】

 アジアに展開する日系企業の動向が、日本人学校の姿を変えつつある。在留邦人の増加で規模を拡大する学校がある一方、児童や生徒が減少する学校ではユニークな取り組みも。日本と同等の教育を求める子供たちを支えてきたアジアの日本人学校の今を追った。

 経済発展で日系企業進出

 カンボジアの首都プノンペン。世界で89番目となる日本人学校の開校式が5月末、行われた。小学3年の子供が通うサービス関連業、高井隆司さん(44)も出席。1月から単身で駐在し、4月に家族を呼び寄せた。「日本人学校ができなかったら家族を連れてこなかったかもしれない」

 背景には、急速な経済発展がある。人件費の安さなどから日系企業の進出が相次ぎ、在留邦人は急増。隈丸優次・駐カンボジア大使によると、5年前の約3倍の2300人超となり、日本人商工会加盟の企業も約40社から約180社になった。

進出する日系企業が激減 英語教育を重視して現地校を選ぶ家庭が増加

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