【プロ野球】レオ木村　２戦連続アーチ

　プロ野球は２５日、セ・パ両リーグでナイター２試合が行われた。西武－ソフトバンクは、西武の木村文紀（ふみかず）外野手（２６）が２試合連続で本塁打を放つなど“孤軍奮闘”したが、ソフトバンクは１３安打９点を奪う猛攻で西武を突き放し、９－６で破った。２位・日本ハムとのゲーム差は３に広げた。

　前日の試合で勝ち越しの満塁本塁打を放った西武の木村がこの日も豪快なアーチを放った。二回の第１打席で左翼席へ２試合連続の４号ソロ。木村は「コンパクトに打った結果、いいライナーで入ってくれた」と納得の表情を浮かべた。

　西武の田辺徳雄（のりお）監督（４９）からは「無駄な動きを省け」というアドバイスを受け、中島裕之（３２）＝現オリックス＝を参考にして、新たな打撃フォームに取り組んでいる。投手から野手へ転向して４年目を迎えた苦労人のドラ１は、一時は打撃不振にあえいでいたものの、確実に復調の手応えをつかみつつある。（ＳＡＮＫＥＩ　ＥＸＰＲＥＳＳ）