2014年4月、平和記念公園の原爆慰霊碑に献花する非核保有国の外相ら。手前右端は岸田文雄外相。来年、核保有国である米英仏の現職外相が初めて広島を訪問する=広島県広島市中区(共同)【拡大】
≪「世論」「思い」 オバマ氏訪問見極め≫
米国などの核保有国を含む主要国の外相が来年、広島で一堂に会することが26日決まった。核軍縮推進のため、世界の指導者に被爆地訪問を呼び掛けてきた日本政府は、伊勢志摩サミットに合わせた外相会合開催地に広島を選んだ。原爆を投下した米国からは、史上初めて国務長官が出席する。ただ、会合参加国ではない中国は、日本が第二次大戦の「加害者」の立場を覆い隠そうとしていると警戒している。
米、初の国務長官出席
来年の伊勢志摩サミットに先立つ外相会合の広島開催に応じた米政府は、バラク・オバマ米大統領(53)の被爆地訪問に対して地元の強い期待があることを認識している。政権ナンバー3のジョン・ケリー国務長官(71)の広島訪問にオバマ大統領訪問の調整の意味合いを持たせるかどうか、今後慎重に判断する構えとみられる。