雨が降り続く中で行われる、口永良部(くちのえらぶ)島の住民が入居する仮設住宅の建設作業=2015年6月28日、鹿児島県熊毛郡屋久島町(共同)【拡大】
口永良部島への一時入島はこれまで4回。町は今後、フェリーでマイカーや家畜を運び出したり、台風対策で雨戸を閉めたりする計画だが、梅雨明けになるとみている。
噴火警戒レベル5を維持
福岡管区気象台によると、新岳の火山活動は高まった状態が続き、27日も高さ200メートルの噴煙を観測。噴火警戒レベルは5(避難)を維持している。国土交通省は、一部の地域で小規模な土石流を確認し、今後も注意が必要と呼び掛けている。
公的住宅に避難している自営業の関口浩さん(49)は「居心地が良いのは口永良部。1カ月たっても、慣れない。避難期間もどうなるか分からず、仕事も決められない」と不安そうに話した。
≪避難民も長期戦覚悟 雇用対策など急務≫
鹿児島県・口永良部(くちのえらぶ)島の全島避難から1カ月。当初は早期の帰郷に期待をつなぐ住民が多かったが、相次ぐ再噴火により雰囲気は変わり「過去の噴火とは違う。長期戦の覚悟をしないといけない」(荒木耕治・屋久島町長)という見方が拡大。今後は、仕事の確保や避難者の孤立対策が焦点になる。