カラフルで洗練された都会的な夏を楽しむアイテムがそろう2015春夏コレクション。写真中央は上質でソフトなシープスキンを使用した型押しワンピース(40万円)=2015年6月10日、東京都渋谷区(長尾みなみ撮影)【拡大】
働く女性ならでは
手先が器用だった多恵さんは、米国の大学でアパレルデザインを学び1988年に父の会社ジュン アシダに入社。若い女性向けのブランド「ミス アシダ」を91年に引き継ぎコレクションデビューした。「お嬢さんのお見合い服」などとして人気の高いブランドだったが、多恵さんはキャリアを積む女性向けの服を作りたくなる。
2013年に自身の名を冠してスタートしたコレクションライン「タエ アシダ」は、従来のイメージを一新。エッジの効いたモードなデザインがたちまち人気となる。柔らかいラムレザーを使い、手と足の防寒にもなる小物「レザーパッツ?」など、おしゃれさと機能性を兼ねたアイテムを続々と発表している。
働く女性ならではの多恵さんの服作りは、多くの女性たちの共感を得ている。「すてきなものを着ていると会議の場などでプラスになることもあるとか。お客さまには、私の方が応援していただいています」とほほ笑む。