7月3日、首都バンコクの「スノータウン」で雪遊びをする子どもたち=2015年、タイ(共同)【拡大】
日本の雪文化を発信する東南アジア初の本格的な雪のテーマパーク「スノータウン」が、タイの首都バンコクの商業施設内に完成し、開場式典が3日、行われた。東南アジアでの日本観光人気を追い風に、集客拡大を図る。
浴衣の試着コーナーなどを備えている。日本の食などを伝える常設スペース「ジャパンPRカフェ」では、みそ大手のマルコメ(長野市)が1カ月間、みそ汁などの宣伝と販売を行う。年内の東南アジア諸国連合経済共同体発足を見据えて出店したマルコメ現地法人の伊藤孝男社長は「東南アジアでのみその認知度は高い。タイでの商品生産も目指している」と話した。(バンコク 岩田智雄/SANKEI EXPRESS)