アミューズメントエリア「ダウンタウン・ディズニー」のキャラクターショップ前で、「眠れる森の美女」のヒロイン・オーロラ姫と記念写真を撮る観光客=2014年12月6日、米フロリダ州オーランド(早坂洋祐撮影)【拡大】
米南東部のフロリダ州オーランド。湿地帯の街に子供も大人も魅了するアトラクションの数々が集まる。「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート(WDW)」「ユニバーサル・スタジオ・フロリダ(USF)」「シーワールド・オーランド」…。世界有数のテーマパークが林立する“夢の国”だ。
1960年代に入り、オレンジの栽培が主力産業という田舎町にウォルト・ディズニーがカリフォルニアのディズニーランドに続く2つ目のテーマパークを計画。その完成を見ずに66年に世を去ったウォルトの遺志を継ぎ、兄のロイが71年、テーマパーク「ウォルト・ディズニー・ワールド」を開業させた。
現在では山手線内の1.5倍に相当する広大な敷地に、4つのテーマパークとショッピング施設やホテルなどが集まる「ディズニー・リゾート」を形成する。
90年には映画製作会社のユニバーサル・スタジオが進出し、USFが誕生。大阪の「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」でも人気の映画「ハリー・ポッター」関連のアトラクションは、新たに2つが追加され、本場でも大人気だ。