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【USA! USA!】(14)フロリダ州 温水求め集合 マナティーと泳ぐ (1/4ページ)

2015.2.24 15:30

海底の水草を食べながら、時々息を吸うため水面に顔を出すアメリカマナティー=2014年12月6日、米フロリダ州クリスタルリバー(早坂洋祐撮影)

海底の水草を食べながら、時々息を吸うため水面に顔を出すアメリカマナティー=2014年12月6日、米フロリダ州クリスタルリバー(早坂洋祐撮影)【拡大】

  • 米フロリダ州クリスタルリバーの湧水地で過ごすアメリカマナティー。ここは全米で唯一マナティーと一緒に泳ぐことが許された場所で、水中のマナティーをじっくり観察することができる=2014年12月6日(早坂洋祐撮影)
  • ボートや橋の上からマナティーを見学する観光客たち。米フロリダ州クリスタルリバーには冬の間、温かい湧水を求めマナティーたちが集まり、入り江のあちこちで見ることができる=2014年12月6日(早坂洋祐撮影)
  • フロリダ州の水辺で見られるアリゲーターは、観光客にも大人気だ=2014年12月1日、米フロリダ州エバーグレース国立公園(早坂洋祐撮影)
  • フロリダ半島の南のフロリダキーズ諸島の海岸には、日本では見ることのできない野生のイグアナが生息している=2014年12月8日、米フロリダ州(早坂洋祐撮影)
  • 町のシンボルとも言えるマナティーたちは、住宅の新聞受けとしても活躍していた=2014年12月6日、米フロリダ州クリスタルリバー(早坂洋祐撮影)
  • 米フロリダ州クリスタルリバー、エバーグレーズ公立公園
  • 知られざるアメリカを紹介する公式ガイドサイト。ディスカバー・アメリカ(提供写真)。www.discoveramerica.jp

 メキシコ湾に面したフロリダ半島北西部の町「クリスタルリバー」。早朝暗いうちに入り江へと静かにボートを出す。ウエットスーツに着替え、定刻の午前7時と同時に水温20度ほどの冷たい水へと入る。水中をのぞき込むと、褐色の水草に覆われた薄暗い水の底に、体長3メートルほどの丸々とした灰色の巨体が何体も横になっていた。絶滅危惧種として知られる海洋哺乳類のアメリカマナティーたちだ。寝ていても呼吸のため約15分に1回水面に顔を出すが、睡眠中にやってきた訪問客にはまったく興味なさそうに、再び水の底へと沈んでいった。

 フロリダ半島からメキシコ湾、カリブ海にかけて生息するアメリカマナティー。人魚のモデルとも言われるが、体重は1トン近くにもなる丸い巨体とうちわのような尾びれ、シワシワの顔は愛嬌(あいきょう)たっぷり。沿岸部の浅瀬や河口などに生息し、水草のアマモやホテイアオイなど食べる草食性の哺乳類だ。

 温かい海に住むマナティーたちは寒さにからきし弱い。太っているように見えるが厚い脂肪層はなく、水温が20度を下回ると弱って死に至ることもある。

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