新幹線放火で見えた脆弱
今回の事件で新幹線がテロに対して脆弱(ぜいじゃく)であることが可視化された。今後、テロリストが新幹線を標的にする可能性も排除できない。テロリストが今回の事件よりも大量ガソリンを用い、新幹線がトンネルを通過するタイミングを狙って放火をするならば、数百人の死傷者が出ることも想定される。
<東海道新幹線での放火事件を受け、太田昭宏国土交通相は1日、新幹線を運行するJR東日本、東海、西日本、九州と、来春から運行予定のJR北海道の幹部を国交省に集め、保安体制などについて協議する緊急会議を開いた。
太田氏は冒頭で「車両の安全確保や警備体制の強化、危険物の持ち込みの規制など、火災やテロを視野に入れた対策をしっかりと詰める必要がある」と述べた。一方で、「安全の確保が何よりも大事なことは言うまでもないが、利便性の確保も大事だ」とも指摘した。警察庁の担当者も出席した>(7月1日「産経ニュース」)。