秘められた強烈なエネルギー
活動の中心は、ベートーベンとショパンだが、今年はこの2人だけではない。7月には日本モーツァルト協会創立60周年記念で、モーツァルトのピアノ・ソナタ全曲演奏会を行った。さらにラベルのピアノ曲を全曲弾く。そして来年はベートーベンのピアノ協奏曲全曲を演奏する予定。
「ベートーベンは推敲(すいこう)に推敲を重ねて作曲しており、強烈なエネルギーを秘めています。ピアノの機能をフルに活用しました。モーツァルトの時代とダイナミックレンジが全然違います。ラフマニノフのフォルティッシモが持っているエネルギーとほぼ同じです。耳の不調が治らず絶望しますが、創作意欲は衰えませんでした。今回はその時代の30歳にさしかかる若々しいベートーベンの作品です」(月刊音楽情報誌「モーストリー・クラシック」編集長 江原和雄/SANKEI EXPRESS)
【ガイド】
■横山幸雄 ピアノ・リサイタル ベートーベン・プラスVol.3 9月13日(日)10:30 東京オペラシティ コンサートホール。(問い合わせ)ジャパン・アーツぴあ (電)03・5774・3040