世界最大のクルーズ運営会社、カーニバルの豪華客船。来年5月からは米国とキューバの間でクルーズツアーを催行する=2015年6月22日、シンガポール(ロイター)【拡大】
近隣国と2倍の料金
というのも、米国民は純粋な観光目的でキューバに渡航できないため“文化交流プログラム”の体裁をとる。このため、船内でカジノやブロードウェーのショーが楽しめるわけではなく、乗客も普通のクルーズのように、シュノーケリングやジェットスキーでキューバの海を満喫することはできない。
ところが料金は税金やその他手数料別で2990ドル(約37万円)。米からドミニカ共和国を旅する同種のクルーズ料金の約2倍と高価だ。
しかし、ドナルドCEOはAP通信に対し、今回のツアーは業界にとって「最初の重要な一歩」と語り、今回のツアーがキューバ向け観光ビジネスの突破口になって、市場拡大がさらに進むとの考えを示した。
また、米のクルーズツアー販売代理店ワールド・トラベル・ホールディングスのブラッド・トルキン会長兼CEOも7日付米紙マイアミ・ヘラルド(電子版)に「価格は高いがハードルにはならない。アップルウオッチを買うような感覚で参加する人々が出てくるだろう」と期待を寄せた。