マーリンズ戦の九回を三者凡退に抑え、トラビス・ショー(左)とジャンプしてタッチするレッドソックス・上原浩治=2015年7月7日、米マサチューセッツ州ボストン(共同)【拡大】
米大リーグは7日、各地で行われ、レッドソックスの上原浩治はボストンでのマーリンズ戦で4-3の九回に登板して三者凡退に抑え、20セーブ目(2勝3敗)を挙げた。
3年連続の20セーブ到達で、日本選手ではマリナーズで活躍した佐々木主浩(かづひろ)に次いで2人目。田沢純一は1-3の七回途中から1回1/3を無安打無失点と好投し、今季初勝利(3敗)を挙げた。チームは逆転勝利で3連勝とした。マーリンズのイチローは二回から左翼守備に就き、3打数無安打で自己ワーストの連続打席無安打は33となった。チームは3連敗を喫した。
レッドソックスの上原が一球入魂で、3年連続の20セーブを記録した。本人は「たまたま今は自分が抑えのポジションにいるだけ」と冷静に語る。米国で先発、中継ぎ、抑えをすべて経験しているベテランにとって、個人記録は仲間が支えてくれているという意識が強い。