レイズ戦に先発し、6回を6安打3失点のヤンキース・田中将大(まさひろ)=2015年7月3日、米ニューヨーク(共同)【拡大】
米大リーグは3日、各地で行われ、ヤンキースの田中はニューヨークでのレイズ戦に先発して6回を投げ、6安打3失点で5勝目はならなかった。チームは延長十二回、7-5で逆転サヨナラ勝ち。
レッドソックスの上原はアストロズ戦で同点の九回に登板し、1回を三者凡退。チームは延長十回、8-12で敗れた。マーリンズのイチローはカブス戦に「8番・右翼」で4打数無安打。6月19日からの連続打席無安打は29となり、2012年に記録した25を超える自己ワーストに。チームは2-1で勝って4連勝とした。
復調への確信を得られたのだろう。6回を3失点だったヤンキースの田中は「数字だけ捉えれば、今回も良くなかったと言われると思うけど、自分の中では手応えを感じている」とはっきりと自信を口にした。
一回はいきなり先頭から右翼線二塁打、四球、左翼線二塁打で早々と先制を許し、犠飛による追加点も奪われる。制球が定まらず、計13失点(自責点11)と打ち込まれた直前2試合の姿がまた垣間見えた。