レイズ戦に先発し、6回を6安打3失点のヤンキース・田中将大(まさひろ)=2015年7月3日、米ニューヨーク(共同)【拡大】
二回からフォームを微修正し、調子を取り戻す。前回登板から取り組んできた速球の制球も安定し、二回以降は1点を失っただけだ。田中は「一回を踏まえて変えた部分がある。試合中に修正できた。登板間でやってきたことも試合の中である程度やれた。進歩はあった」と前向きな言葉を並べた。
五回には最速96マイル(約154キロ)をマーク。速球が良くなったことで変化球も生きた。5勝目には届かなかったが「次の登板が楽しみ」とも。本来の姿に戻りつつある証拠だ。(共同/SANKEI EXPRESS)