【ＭＬＢ】村田、初登板敗戦も手応え

　米大リーグは２８日、各地で行われ、インディアンスの村田透（とおる、３０）はボルティモアで行われたオリオールズとのダブルヘッダー第２試合に先発でメジャーデビューを果たし、３回１／３を投げて２本塁打を含む４安打５失点（自責点３）、１四球２三振で敗戦投手となった。チームは０－８で敗れ、３連敗となった。

　米球界挑戦５年目で悲願のメジャーデビューを飾った村田は、負け投手となったが「カウントを悪くしてそこから打たれた。そこは自分の力不足だけど、自分の思っていた以上にできた」と手応えを口にした。プロ野球巨人で１軍での登板がない村田は「待ちに待ったこのチャンス。自分の球で一流打者と勝負したいという気持ちはあった。強打者相手に自分の真っすぐを投げることができた」という。ダブルヘッダーの日に限って１人多く出場登録できる規定によって昇格したため、再びマイナー３Ａに戻るが、「今年こそ飛躍の年にしたい」と意気込む。（共同／ＳＡＮＫＥＩ　ＥＸＰＲＥＳＳ）