「撮影中、『私って凄い作品に出演している』とふと気づき、シリーズの一ファンとして興奮することもありました」と振り返る、女優のエミリア・クラークさん=2015年7月5日、東京都新宿区(栗橋隆悦撮影)【拡大】
《2029年、米ロサンゼルス。人工知能「スカイネット」が作り上げた「機械軍」が支配する世界で必死の抵抗を続けていた人類は、ついに機械軍を壊滅寸前にまで追い込んだ。敗北を想定した機械軍は、最後の切り札として殺人マシン「T-800型ターミネーター」を1984年のロサンゼルスへ送り込む。狙いは「抵抗軍」を率いて人類を指揮するジョン・コナー(ジェイソン・クラーク)が生まれる前に、彼の母親、サラ・コナー(エミリア)を殺害すること。だが、ミッションを遂行しようとするT-800の前に年老いた風貌のT-800(シュワルツェネッガー)がさっそうと現れ…》
エミリアは役者としての心構えを、敬愛する米国の名優、フィリップ・シーモア・ホフマン(1967~2014年)が残した数々の名言から学んだという。「影響を受けました。見えを捨て、自分を信じ、持てるすべての力を演じる役に注ぎなさい。登場人物に扮(ふん)するということは、精神的にも、感情的にも、肉体的にも、すべてなりきるということ。すべてを注ぎ込み、余計なものは捨ててしまうという気持ちで、完全に自分の役になりきってしまうことが大事だ-というんです。私は常にホフマンの教えにこだわって演技に臨んでいるのです」