舞台「cocoon」(藤田貴大演出)。7月12日まで公演(橋本倫史さん撮影、劇団「マームとジプシー」提供)【拡大】
「単なるドキュメンタリーではない」と藤田が言うように、舞台ではフィクションも一部、交えている。ただ戦争への疑問、平和への願いといった普遍的なテーマは痛いほど伝わってくる。
戦争をテーマに過去、多くの映画や演劇が作られた。ただそうした作品が、いまの若い世代に響くとは限らない。まだ30歳の藤田が新しい解釈で作り上げた世界観は、「戦争と平和」を後世に語り継ぐための一つの答えではないか。7月12日まで、東京芸術劇場シアターイースト。沖縄など地方公演あり。(藤沢志穂子/SANKEI EXPRESS)