男子シングルス準決勝でアンディ・マリーと対戦し、リターンするロジャー・フェデラー。ストレートで勝利した=2015年7月10日、英国・ウィンブルドン(共同)【拡大】
5度のセットポイントを逃した直後の第2セット第11ゲームは強烈なサーブを軸に4連続ポイントで奪取し、失いそうな流れを引き戻した。試合を通じて自分のサービスゲームを危なげなくキープできたことが、リターンでの大胆な攻めにもつながった。勝負どころでは相手のサーブに回り込んでフォアの逆クロスをたたき込み、必死に食らい付く相手をねじ伏せた。
準決勝までの6試合でサービスゲームを1度しか落としていない。「ここのところの出来は最高」と自信のサーブを武器に四大大会で6勝6敗の好敵手、ジョコビッチにぶつかる。(共同/SANKEI EXPRESS)