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【大相撲】照ノ富士◯ 「冷や汗」一転、豪快な投げ (1/2ページ)

2015.7.13 09:30

照ノ富士(右)が上手投げで碧山(あおいやま)を破る=2015年7月12日、愛知県名古屋市中区・愛知県体育館(山田喜貴撮影)

照ノ富士(右)が上手投げで碧山(あおいやま)を破る=2015年7月12日、愛知県名古屋市中区・愛知県体育館(山田喜貴撮影)【拡大】

 大相撲名古屋場所は12日、愛知県体育館で初日を迎え、3場所ぶりに3横綱がそろい、白星発進した。35度目の優勝を狙う白鵬は新小結宝富士を寄り切った。2場所連続休場明けの鶴竜は関脇逸ノ城(いちのじょう)を押し出し、10場所ぶりの賜杯を目指す日馬富士は小結妙義龍(みょうぎりゅう)に上手投げで辛勝した。

 2連覇が懸かる新大関照ノ富士は碧山(あおいやま)を上手投げで下し、大関稀勢の里(きせのさと)は栃ノ心(とちのしん)に逆転の上手出し投げで勝った。大関豪栄道は高安に寄り倒され、かど番の大関琴奨菊は佐田の海に上手出し投げで敗れた。関脇栃煌山(とちおうざん)は勢を押し出した。

 注目の照ノ富士は冷や汗をかく大関デビュー戦になった。立ち遅れて碧山に押し込まれ、両足が滑って体勢が崩れた。危うい展開に「土俵が滑るのが気になっていた。焦った」と素直に認める。ただ、ここからが平成生まれ初の大関の見せ場になった。

193キロの相手を豪快な上手投げ

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