2006年5月に米カリフォルニア州ロサンゼルスで新型ゲーム機「Wii」を説明する任天堂の岩田聡(いわた・さとる)社長。早すぎる死を悼む声が相次いだ(ロイター=共同)【拡大】
ソフトでは「脳を鍛える大人のDSトレーニング(脳トレ)」などで高齢者や女性に利用者層を広げた。
しかし、近年はスマートフォンなどの普及拡大でゲーム専用機の販売が苦戦。14年3月期まで3年連続で営業赤字に陥った。
「任天堂らしい収益に戻す」と強調し、今年に入って、ディー・エヌ・エー(DeNA)との提携でこれまで慎重だったスマートフォン向けゲームの開発に乗り出したほか、米テーマパークのユニバーサル・スタジオ運営会社などとの提携を相次いで発表。岩田氏が先導する形で、既存のゲーム機を中心とした独自運営からの転換を目指していた。
こうした路線を引き継ぎ、年内に投入予定のスマホゲームなどの新しい事業を業績回復につなげられるかが、今後の課題となりそうだ。