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文学小説もとに 大人のユーモア利かせて 映画「ボヴァリー夫人とパン屋」 アンヌ・フォンテーヌ監督インタビュー (2/3ページ)

2015.7.17 13:30

「最高のキャスティングができた」と胸を張るアンヌ・フォンテーヌ監督=2015年6月26日、東京都中央区銀座(高橋天地撮影)

「最高のキャスティングができた」と胸を張るアンヌ・フォンテーヌ監督=2015年6月26日、東京都中央区銀座(高橋天地撮影)【拡大】

  • 映画「ボヴァリー夫人とパン屋」(アンヌ・フォンテーヌ監督)。公開中(ポイントセット提供)。(C)2014-Albertine_Production-Cine-@-Gaumont-Cinefrance_1888-France_2_Cinema-British_Film_Institute

 脚本はルキーニへの当て書きだったそうだ。「この映画はキャスティングがすべてだと思っていて、結果的に主人公を演じられるフランス人の俳優はルキーニしか考えられませんでした。会えば分かりますが、ルキーニは知的な人物であり、加えて、人間の感情の機微を理解したうえで、演技でしっかりと表現できてしまう豊かな感受性を備えている。際だった能力の持ち主なのです」

 フォンテーヌ監督が当て書きをしたもう一つの理由に挙げたのは、ルキーニが孤独な人物を演じることに長(た)けていることだった。フォンテーヌ監督は「長年、必死に何かを求め続けてきたのに、決して手が届くことはない-。そんな人物を感情豊かに提示してくれるのです」と説明し、ベテラン俳優に絶対的な信頼を寄せていることを改めて強調した。

 仏語で演じるジェマの才能

 一方、ジェマをヒロインに抜擢(ばってき)した理由について水を向けると、フォンテーヌ監督は「実は1秒半で決めたんです」と間髪を入れず答えた後、難航したオーディションの様子に言及した。「ピンとくる女優がなかなか現れなかったんです。そんな時、フランス語が話せないジェマがオーディション部屋に入ってきて、私に一言『ボンジュール、アンヌ』とあいさつしました。するとジェマはスカーフを脱いだんです。そのしぐさがとてもセクシーで、魅力的だったんですよね」

Anne Fontaine監督略歴

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