ブルーのサテンストレッチ生地のブラウスと、パニエ風にチュールを重ねたドレスにラビットファーのアクセサリーが付いたセットアップドレス「LYRIA」(5万8000円)=2015年7月10日、東京都渋谷区(藤沢志穂子撮影)【拡大】
女性が自由になれる服
店内に並ぶのは、プリントが鮮やかなワンピースやブルゾン、着心地の良さそうなシャツやボトムス。主にイタリアの生地を使い、ヨーロッパの風土から生まれる独特の色と風合いを生かした服作りが特徴。そして、コーディネートにぴったりの数々のアクセサリーが並ぶ。まるでパリの裏通りの店にいるようだ。
イオはアッシュ・ぺー・フランスのオリジナルブランドで1997年、熊本県出身のデザイナー、村田有子さんと、同郷のパタンナー、杉原久美さんが立ち上げた。98年からコレクションを発表しており、2001年に青参道店を構えた。「小さな店でさまざまな環境にあって、幅広い年齢の人たちが集まるサロンのようなブティックを」という夢が詰まった店でもある。
「イオ」は英語でいう一人称「I(私)」で「自我」という意味も含まれる。忙しい現代で、まわりが変化しても「私自身」を持ち続け、着ることで女性が自由になれる服を作ろうという願いが込められている。仕事をしている人、主婦、学生など「どんな環境でも一生懸命がんばっている女性一人一人に届けたい」という思いで服作りをしている。シックとカジュアル、緊張感とリラックスという両極を持ち合わせ、ユーモアも加味された個性的なおしゃれが楽しめる。