バーベキューやキャンプイベント
アウトドアブームも背景に、東急百貨店本店(東京都渋谷区)は、14年から屋上を期間限定でバーベキューテラスとして開放。この年は1万4000人が来店した。持ち込みができ、地下の食料品売り場では精肉や野菜売り場で関連商品を展開した。
広報担当者は「渋谷という立地もあり、20~30代といった新しい顧客層を取り込むことができた」と話す。
三越日本橋本店(中央区)では4月にアウトドア用品大手モンベル(大阪市)と連携し、キャンプイベントを開いた。屋上にテントを張って宿泊し、テントの立て方講習や天体観測も実施。募集の80人は満員だった。
三越伊勢丹ホールディングスの広報担当者は「屋上を有効利用し、商品を売るだけでなく、体験を提供していきたい」と話している。(SANKEI EXPRESS)